悩んでいる患者と医者

気分障害

心の病にはどのようなものがあるか

うつ病や双極性障害は気分障害といわれています。しかしうつ状態のみのうつ病とは異なり、双極性障害はうつ状態と躁状態の2つの症状が見られます。この2つの症状を繰り返すことで、うつ病とは異なる病気だと診断されるのです。原因はきちんとわかっていませんが、遺伝や環境、心理的な問題が複雑に絡み合うことで起こる傾向があります。その中でも影響が大きいのが遺伝です。約80%が遺伝などの身体的な要因で双極性障害を発症してしまうとされています。ストレスなど心理的な要因が大きいうつ病とはこういったことも異なってくるのです。また、気候や季節、天候などの影響を受けやすいのも双極性障害の特徴で、自律神経系が関係しています。うつ病は中高年に多く、男性よりも女性の発症率は2倍だといわれています。それとは異なり、双極性障害は20代など若い世代に多く見られます。また、発症する男女の差はほとんどありません。日本では約0.7%の発症率ですが、海外と合わせると約2%〜3%ほどの人が発症しているといわれています。

双極性障害への対応方法

双極性障害は躁うつ病ともいわれており、聞いたことがある人もいるでしょう。精神障害として昔から知られています。躁状態の程度により大きく2つに分類されます。躁状態と軽躁状態です。どちらも現れる症状は同じではありますが、躁状態のほうはその症状が1週間以上続き、家庭や仕事に対して支障をきたしてしまいます。それによって入院が必要となるのです。軽躁状態はそれよりも軽く、4日以上の入院を必要としない場合のことをさします。周りの人に迷惑をかけることや困らせることがないことも特徴です。

現代社会は日々が目まぐるしく過ぎ、人間関係も複雑化しています。その社会で生活するうちに、心の病に陥る人も少なくありません。 近年もっとも話題として取り上げられ、診断や治療方法なども進んでいるのは「うつ病」です。しかし多くの人は、正しい知識や情報を持っていないのが実情です。 ましてや「双極性障害」となると、その病名さえ知らない人がほとんどでしょう。 双極性障害は、うつ状態と躁状態が交互または同時に起きる精神疾患です。躁うつ病と呼ばれることもあります。 その表れ方は人それぞれで、うつ状態が長く続く人の場合はうつ病と間違われることもあり、診断が難しい病気です。どんな人でも気分が高揚したり落ち込んだりしますから、双極性障害であることに気付きにくいのです。 しかし最近は、双極性障害に対する社会的な認知が少しずつ進み、治療方法も研究されています。

双極性障害であると気付くためには、うつ状態と躁状態がどのように表れるかを知る必要があります。 うつ状態ではうつ病同様に気分が落ち込みますし、躁状態では気分が高揚し行動的になります。しかしその症状は一様ではなく、原因も判明しづらく、うつ病との区別がつきにくい場合もあります。やはり専門医の診断を受けることが、第一の対応策と言えるでしょう。 インターネット上には、双極性障害に関するサイトが数多くあります。そこには躁うつ病の歴史や、診断と治療の方法などが掲載されています。双極性障害であるかどうかのチェック表もありますから、それを参考にすることもできます。 病と共存しながら働いている人の体験談などもあります。このようなサイトは、病気に悩む人にとって、大きな力となるでしょう。

  • 症状を知る

    人差し指を立てる医者

    自分に起こっている症状を知ることで、うつ病なのか双極性障害なのかがわかります。インターネット上には自分の症状を診断するサイトも数多くありますが、病院できちんと医師に診断してもらうことが大切です。

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  • 病気になりやすい

    悩んでいる女性

    双極性障害やうつ病になりやすい人というのは、どういった人なのか知っておきましょう。自分が病気になりやすい状態だった場合は、病気にならないように気をつけることが大切です。何かあれば病院で診断してもらいましょう。

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  • 治療方法

    問診を受ける患者と診察する医師

    双極性障害はうつ病よりも難しい病気だとされていますが、決して改善できないわけではありません。ただ再発の可能性もあるため、しっかりと診断してもらい治療を続けていくことが大切です。

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